ももクロちゃん、お誕生日おめでとう
赤、黄、ピンク、紫、青、緑。
地元のショッピングモールの小さなステージの上で、6色のカラフルな衣装を身に纏った女の子たちが歌って、踊っていたあの日。
「ももいろクローバー?」
凄い名前だねぇ、アイドルなんだねぇ、ファンの人たち凄い飛び跳ねてて楽しそうだねぇ。
そんなことを言い合いながら母と二人、ステージ横からジッと6人を見つめていた。
そしてその何週間後、テレビで『ミライボウル』のMVが流れていて。
母に「これ、この前の子たちじゃない?」と言われて、無意識のうちにテレビに釘付けになったことを覚えてる。
その時はまだ、こんなにもあなたたちを好きになるなんて思ってもいなかったよ。
2020年5月17日。
ももクロちゃん、結成12周年おめでとう!
アイドルとしてずっと輝き続けてくれるももクロちゃんが大好きです。
Twitterには朝からももクロちゃんへの祝福メッセージで溢れていて、素敵なイラストや言葉がTLを埋め尽くしているよ。
私は皆みたいに素晴らしい絵は描けないので(美術3)、拙いけれどももクロちゃんへの愛を言葉で紡ぐことにしました。
届くはずないけど、届けばいいなぁなんて思いながら綴ります。
「ももクロを好きになったきっかけは?」
自己紹介で「ももクロが好き」と言うと、ごくまれにそう聞かれる。
その度に思い返すのは、中学生の時の記憶。
中学3年生、高校受験を目の前に控えた冬の日。
「別れよう」
初めて付き合った彼氏に振られて、心がずうんと落ち込んでた。
勉強に集中できなくなっちゃって、なんとなく音楽を聴いていた。
そんな時、耳にはめてたイヤホンから流れてきたのはももクロちゃんの『キミノアト』。
気付いたら、涙があふれていた。
柔らかいメロディと切ない恋模様を綴った歌詞、そして何よりその歌を優しく、切なく、でもどこか強さを持って歌うももクロちゃんの歌声に心が震えた。
音楽を聴いて涙が流れるなんて、心が震えるなんて、初めてだったの。
あれだけ辛かった失恋も、ももクロちゃんの曲を聴いたら自然と笑顔になれた。
大げさかもしれないけれど、音楽の力ってすごいんだな、偉大だなと思わせてくれたのもももクロちゃんだった。
そこから、どっぷりももクロちゃんにハマってたんだよ。
初めてももクロちゃんのライブに行ったのは「MOMOIRO CLOVER Z DOME TREK 2016“AMARANTHUS / 白金の夜明け”」の名古屋公演。
「やっと会える!」と念願の初ライブにワクワクが止まらなかったこと、覚えてる。大きなステージでキラキラ輝くももクロちゃんに初めから終わりまで夢中だった。
次は「ももいろクローバーZ 10th Anniversary The Diamond Four -in 桃響導夢- 」の1日目。
1回目のライブから時間が空いてしまったのは、大学が始まって忙しかったのとシンプルにお金がなかった()っていう理由だったのね。だからこれはライブのためにアルバイトで一生懸命働いて、久しぶりに行けたライブだった。
4人になったももクロちゃんはいつの時代よりももっと強く、美しくなっていた。
歌もダンスもその他全ての魅力がグンと上がっていて、目が離せなかった。
あの日披露してくれた『Z伝説~ファンファーレは止まらない~』はオタクの涙腺を無事崩壊させてくれましたね。そしてその曲は今このご時世だからこそ、多くの人を支える曲になってる。
「忘れない この平和は当たり前じゃない」
力強く歌うももクロちゃんのことを思い出して、私は前を向こうと思えます。
今、コロナのせいでライブが中止になったり悲しい話題が続く中で、各団体への寄付とかライブ配信とかで明るい話題を提供してくれるももクロちゃん。
このSTAY HOME期間中、私の周りにはライブ配信を観て「すごいね、ライブ行ってみたい」って言ってくれる人がめきめき増えたよ。
アイドル戦国時代と言われた2010年代。
いろいろなコンセプトのアイドルが世に出る中で、ひと際輝いていたももクロちゃん。
ももクロちゃんは、いつも笑顔を絶やさない、”今が最高”を更新し続けるアイドルだよね。
歌やダンスはもちろん、ミュージカルや時代劇などいろんな活躍をしているももクロちゃんのことが大好きで大好きでたまりません!
れにちゃん、夏菜子ちゃん、詩織ちゃん、あーりん。4人は私にとってこの先も一生憧れの存在です。
”ももクロ”って道を選んでくれて、ありがとう。
どんな時でも笑顔で私たちを幸せにしてくれて、ありがとう。
微力だけれど、これからもファンとしてできることをしていきます!
改めてももクロちゃん、12周年おめでとう!
13年目も変わらず4人についていくことを誓います♡
拙い文章でしたが、最後まで読んでくれてありがとうございました!